企業立地及び事業高度化の促進を図るため、企業立地促進法に基づく中越3市産業活性化基本計画を変更し、平成22年3月25日に国から同意を受けました。
【主な変更内容】
○重点促進区域に、宮下工業団地(拡張分)〔長岡市〕、前川東地区〔長岡市〕、下条町地域〔長岡市〕を追加しました。
○指定集積業種(産業中分類)に、道路貨物運送業、各種商品卸売業、その他製造業を追加しました。
詳しくは、「中越3市産業活性化基本計画」、「重点促進区域(地番一覧)」をご覧ください。
→中越3市(長岡市・柏崎市・小千谷市)産業活性化基本計画(PDF:695KB)
→重点促進区域 地番一覧(PDF:111KB)
3月4日、東京ビッグサイト前のホテルサンルート有明で、第2回長岡モノづくりフォーラム「新エネルギーと歴史ある技術力の融合」を開催しました。前半では、鞄月ナ 電力流通・産業システム社の本多啓三技師長が、インフラバッテリーとしての二次電池とその利用展望について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の曽根理嗣准教授が、小惑星探査機「はやぶさ」に搭載されたリチウムイオン電池の宇宙での運用評価について講演。後半では、長岡市内で産出する豊富な天然ガスにスポットを当て、長岡技術科学大学 佐藤一則教授がメタン利用への産学官共同研究の取り組みなどを紹介。ご来場いただいた100名を超える企業関係者の皆さまに「モノづくりのまち長岡」をアピールしました。
「企業立地の優位性‐越後長岡‐」をテーマにプレゼンする品田長岡市商工部参事
西部丘陵東地区の造成予定区域の面積が確定いたしましたのでお知らせいたします。第1期エリアは、平成22年度から予約分譲を開始いたします。企業の皆さまのオーダーに応じて造成設計を行いますのでお気軽にご相談ください。
C.W.ニコルさんの基調講演の様子
11月19日、産業と環境の共生−未来の企業立地を考える「みらeコラボ長岡' 09」を市内ホテルで開催しました。当日は、320人を超える企業関係者の皆さまからご来場いただき盛況となりました。ありがとうございました。
フォーラム基調講演は、長野県黒姫で森の再生に取り組んでおられる作家のC.W.ニコルさんによる「森から未来を見る」。ニコルさんは、「自然を破壊する開発だけでなく、開発によって自然を豊かにできるケースがある。企業で働く人と地域住民の皆さんが一緒になり、お互いの幸せを想って、森や里山を育てて欲しい」と訴えました。
左から森長岡市長、サンデン(株)堀越顧問、長岡造形大学 上野教授、長岡技術科学大学 柳教授(コーディネーター)
続くリレートークでは、群馬県の赤城山の麓にある環境共生型工場「サンデンフォレスト」の開発を担当されたサンデン(株)の堀越洋志さんや、西部丘陵東地区の環境共生アドバイザーを務める上野裕治長岡造形大学教授、ニコルさん、森民夫長岡市長の4人が意見を交換。
森市長は、「今は、企業の受注促進をはじめとした企業支援が急務。一方で、10年先を見据え、長岡の産業体質を強化する。そのためにも企業誘致は重要。エリアの7割を緑地とするこの開発は、CO2削減に取り組む企業には大きなメリット」と、森の中のモノづくり拠点「西部丘陵東地区」のポテンシャルをアピールしました。
11月9日、市内に立地する製造業5社の経営者と森市長が、業界動向や雇用情勢、産業政策について、意見を交換しました。出席をいただいた企業経営者の方々からは、「上向きつつある景気だが先行きは不透明」「数年先を見据えた種まき(開発)こそ大切」「技術力には自信が。EUや中国など、今後は海外市場に一層の売り込みをかける」など、現場の生の声が聞かれました。
「全国市長会の会長となり、グローバル企業トップとの人脈が広がった。市内企業の技術力の高さを話すと確かな手応えがある。このパイプを受注促進や企業誘致に生かせないものか」との森市長の提案に、企業経営者から「貴重なパイプを生かしていきたい」との意欲的な声が上がっていました。
出席いただいた企業経営者の方々(企業名50音順)
(株)大原鉄工所 代表取締役社長 大原興人 氏
(株)大菱計器製作所 代表取締役社長 北村潔 氏
(株)キャストアンドー 代表取締役社長 安藤克明 氏
クリーン・テクノロジー(株) 代表取締役社長 西澤和夫 氏
(株)太陽工機 代表取締役社長 渡辺登 氏
オブザーバー参加をいただいた方々
長岡商工会議所 丸山会頭
長岡市議会 五井議長
〃 小坂井副議長
〃 古川原産業市民委員長
〃 丸山産業市民副委員長
立地企業の経営者を前に市の産業政策をプレゼンする森市長
今年の8月に完成したデモ区画に案内サインが設置されましたのでお知らせいたします。
快晴の秋空に覆われた様子をお伝えします。
関越自動車道、長岡ICと小千谷ICの間に長岡南越路スマートIC(PDF:190KB)が 9月24日に開通いたしますのでお知らせいたします。 この開通により、関越自動車道から滝谷工業団地へのアクセスは車で10分程度に短縮されます。
「環境共生型のモノづくり拠点」を目指す西部丘陵東地区。8月17日、同地区をサンデン(株)の堀越洋志顧問から視察していただき、自然と産業活動の共存について貴重なアドバイスを頂きました。サンデンフォレストの愛称で知られるサンデン叶ヤ城事業所では、近自然工法を取り入れた造成の曲線化や調整池のビオトープ化、稀少植物の保護や伐採材、石、土などの敷地内リサイクルに取り組んでいます。サンデンフォレストのこの取り組みは、西部丘陵東地区産業ゾーンの開発コンセプトと合致していることから、今後も環境共生について意見交換・交流を深めていきます。
ウッドチップが敷かれた西部丘陵東地区のデモ区画でサンデン(株)堀越顧問(中央)のアドバイスに耳を傾ける。
左から品田商工部参事、大野副市長、上野長岡造形大学教授、甲野産業立地課長
長岡の次代を担う産業団地−西部丘陵東地区。分譲に先駆けてデモ区画(全体面積:2ha)を整備いたしましたのでお知らせいたします。「環境共生型のモノづくり拠点」のコンセプトのもと、ウッドチップを敷き詰めた区画です。興味をお持ちの方、視察をご希望の方は長岡市産業立地課までお気軽に連絡ください。喜んでご案内させていただきます。
(09年8月撮影)